あつぎ豚のいろんな部位をグリルで!

みなさんこんにちは。

きっしーです!

 

前回のブログにてポークチョップのハーブグリル焼を作ってみて以降、

ここのところ魚焼きグリルを使用した豚肉調理にハマってしまっていまいました!(`・ω・´)

 

例えば、バラブロックを適当な大きさに切り分けて、

ハーブを入れたレモン汁に馴染ませてから焼いたレモンハーブグリルや、

 

ポークチョップと同じ骨付きのお肉という事で

同様にスペアリブのハーブグリルを焼いてみたり….

 

あとは写真は無いのですが、焼肉用であるトントロのお肉もグリルで焼けるんだろうかと思いついて

実際にグリル焼をしてみたりもしました!(ちゃんと焼けました。)

 

焼肉用のお肉がグリルでも上手く焼けるというところから、

あまり自宅では手を付ける機会のない豚のホルモンも焼けるのではないかとも考えて

実際に各種ホルモンも塩コショウで焼いてみました!

 

豚ホルモンの中でも特に「タンもと」や「タン」等は網焼きでなくフライパンで焼こうと思うと

あらかじめ包丁で火が通りやすい大きさにカットしておかないと

なかなか中心まで火が通らないんですよね。

 

一方、やはり流石グリルはなかなかどうして加熱に適しているもので、

最弱火の約12~13分程度でご覧の様にいい感じの焼き具合になりました。

勿論全てしっかり火も通っています。

 

食べてみると、いい具合と言えばいい具合なのですが…..

 

自宅でホルモン系の調理をする際は、今までは大体煮込み料理にすることが多く

圧力鍋等で調理すればどのホルモンもかなり柔らかくなって食べられるのですが、

比較してしまうとグリル焼の方は、やや固さと若干のホルモンのクセが気になるというのが正直な所でした。

(そこがホルモンの売りでもあるんですけれどもね(^^;)

 

そこで”ホルモンのグリル焼でホルモンを柔らかく食べられる方法はないか?”

と色々考えたり調べた結果、

普通のホルモンではない牛や豚のお肉については、すりおろし玉ねぎに漬けておくことで

玉ねぎに含まれる酵素の力で肉が柔らかくなるという情報を見つけます!

 

さて、そうするとまた疑問が…

”普通の肉とは違うホルモンであっても、玉ねぎに漬けることで柔らかくなるのでしょうか・・・!?”

普通のお肉とホルモンとでは、筋肉の種類が違うので一概に柔らかくなるとは限りませんが、

普通の肉に近い部位のホルモンであれば、効果があるかも…?

 

予想は色々できますが、はっきりした結論には至らず…

これは実際にやって確かめないと、分かりません!

とそんなわけで、自分で実際に試してみることにしました!

 

今回の検証に使用するホルモンは、

  

タン、ハツ、カシラの3種類です!

 

 

まずは玉ねぎのすりおろしから。

玉ねぎは繊維の向きに対して垂直にすり下ろします。

またその際に無駄に力を入れてすると辛味が出てしまう原因になるので、

あまり力を入れず、ゆっくりすり下ろします。

 

すり下ろしたら、ビニール袋に入れたホルモンに玉ねぎすりおろしを加えてよく揉みこみ、

冷蔵庫にしばらく寝かせておきます。

 

通常のお肉であればここで30分程度置く程度ですが、

その場合も寝かせれば寝かせるほど柔らかくなるということもあり、

今回はここで一晩(約10時間)寝かせておくことにしました。

寝かせた後には、そのままタレも加えて味付けもしてしまってからグリルで焼く事にしました!

その今回の味付けは、、、、

うすいファームの店頭でも販売しております、自社製造の特製「焼肉のたれ」です!!

 

人気商品の「秘伝醤油たれ 味付豚肉」に掛かっているタレと同じものになります!

玉ねぎすりおろしに直接漬けておいている手前、

ホルモンの味にも玉ねぎ風味が入ってしまうのは避けられないので、

ここはいっそのことこのタレと一緒に合わせて美味しくなるようにしようという目論見です。

お肉の旨味を引き出すこの「焼肉のたれ」なら玉ねぎとも上手くマッチするのではないでしょうか!

さてさて、上手く行くのでしょうか…..?

まずは、タン!

焼く前← →焼いた後

  

やはり、玉ねぎと焼肉のタレを合わせて焼くと

良い感じの美味しそうな香りが漂ってきます。

見た目もなかなか美味しそうです!

 

さて、肝心の柔らかさはというと…..

少しだけ、柔らかくなったような気がします!

一番固いタン先は思った以上にコリコリ感が相変わらず強めですが、

タンの真ん中の部分、また根本部分については多少柔らかくなっていました!

それとは別のもう一つ変化で、私個人的に気になっていたタン独特のクセのようなものが

あまり気にならない程度に消えていました!!まぁ味付けの効果もあるのかも知れませんが。

ただこの位の風味であれば、このクセが苦手寄りの方も食べやすいのではないでしょうか?

予想とは多少異なってしまいましたが、これはこれでアリだと思います。

 

次は、ハツとカシラです!

焼く前← →焼いた後 (上側がハツ、下側がカシラ)

 

まずはハツ(右側)。

こちらは普通の肉とは異なる、完全にホルモンとしての肉なので

もとよりあまり柔らかくなる期待はしておりませんでしたが

ほとんどその通りで、食べて感じたのは”少し柔らかいかな?”程度の差だけでした。

ハツ独特のクセは、タンと異なりこちらもあまり変化はないようでした。

心筋と言えば内臓筋と骨格筋の中間というイメージだったので、

意外と柔らかくなったりするかも?とも思いましたが、そうでもなかったようですね(^^;

 

最後に、カシラ(左側)です。

一口食べてみるなり、これは、明らかに、柔らかい・・・・!Σ(・ω・ノ)ノ!

普通のお肉に近い部位ということもあって

多分柔らかくなるだろうと思っていましたが、確かに柔らかくなっています!

カシラはもともと固いホルモンという事ではないですが、

この位柔らかいのであれば、非常に食べやすいですね~!

あっという間に全て食べてしまいました!!

玉ねぎに漬ける方法は、カシラには大いに効果ありですね!

という訳で、”玉ねぎに漬けてホルモンを柔らかくする”という検証結果としては

普通のお肉に近い部位には効果があるものもあっても、

残念ながら、ホルモン全てが柔らかくなるわけではないということでした!

 

今回の方法ではホルモンを思ったように柔らかくするには至りませんでしたが、

今後も、まだまだより美味しくホルモンを食べられる方法を探していきたいと思います。

上手く行った際にはまたブログにてご紹介させていただきますので、

お気長にお待ちくださいませ!!